おおいぬ座α星(科学)

願い事

オリオン座流星群を待ちながら考えた。

もし流れるとしても一瞬だから、
願い事は前もって唱えておかなくてはいけない。
神社のお参りみたいに、
ぱんぱんっ!などと、
かしわ手を打っているヒマはないのだ。

なにかな。

やっぱ、夫や親兄弟、親しい友人といった人たちが、
健康で長生きできますように、ってところだろうか。
健康で長生きできる上に、
いつもごきげんさんであることが望ましい。

あと、世界平和だな、世界平和。

平和なんかクソ食らえ!という人がいるなら、
じゃあ、せめて、
すべての人たちが、自分らしく、
納得のいく人生を送れますように……。

お、多すぎるな…(苦笑)

重すぎるし…

流星はたぶん、あんまり何も考えずに、
さーっと滑り台すべり降りるだけだろうし。

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CO2削減

鳩山さんが、我が国のCO2の排出量を、
2020年までに1990年比25%削減するという目標を打ち出したそうだ。

25%というと相当な数字なので、
我々の生活や経済環境も激変せざるを得ない。

具体的な方策としては、
新築家屋には、太陽光発電を「義務付け」るとか、
ハイブリッドでない自動車の製造を「禁止」するとかだそうだ。

私はエコバッグも使っているし、
ゆくゆくはハイブリッドカーにも乗りたいと思うけど、
それは、繰り返し使えるなら使い捨てよりもったいなくないとか、
クリーン燃料で走れるなら、
空気だって綺麗なほうがいいと思うからで、
地球温暖化を阻止しようとか、
そういう大それたことではないような気がする。

…っていうか、先日も、国連のパン・ギムンさんが、
氷の解け具合を見に北極へ行ってたけど、
地球温暖化が、人間の営みだけのせいだと、
識者も本気で思ってるのかな……。

地球46億年の歴史を見れば、
いま、砂嵐で目も開けられないような砂漠地帯が、
緑に包まれてた時代もあったし(=氷が解けていた)
マンモスが闊歩していた氷河期もあり、
長い時間をかけて、温暖化と寒冷化をゆっくり繰り返して来たことは自明なのに、
それを、人間の営みだけのせいでオゾン層に穴が開いたとあたふたするのは、
2007年のM1グランプリで、
最終決戦で敗れたキングコングの西野が、
「オレのネタ作りがまずかったせいだ」と嘆いたというのとおんなじくらい、
思い上がっているというか、
おこがましいことのような気がするんだけど……。

テレビで、東大地震研究所の偉い先生に、
「ずばり、地震は予知できますか」と聞いたら、
「できません」と即答していた。

「できませんから、予知に血まなこになってお金をかけるよりは、
起こってしまったあとの復興に力を注いだほうがいいです」

人間は地球の営みの上に乗っかっている、
動物のうちのひとつなんじゃないのかな。

このエコばやりのいま、不謹慎かしら。

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でかくて美しい

高校のとき毎年、2学期が始まる前の8月の最終週に、
クラブ仲間と集まって、花火をした。

女ばっかり10人くらいである。

「毎年」といったって、高校は3年間しかないのだから、
ぜんぶ合わせても3回なのに、妙に印象に残っている。

私達は須磨や垂水、明石の海に繰り出して、
風が出始めたテトラポットの上で細々と花火をやり、
しょうもないことで笑い転げながら、
過ぎ行く夏を惜しんだ。

そのとき決まって、水平線の上に、
立派な満月がかかっていた。
ちょっと黄色味を帯びた真ん丸い月が、
黒い海にきらきら反射していた。

先日、雑誌を読んでいたら、月の特集で、
お月様というのは、自転していないから、
いつも一定方向、
つまり「うさぎが餅つきしている」ほうばかりを地球に向けて、
地球と一緒に公転しているという。

空中で地球に貼っついているのだ。

一緒に掲載された月面の写真をじっくりと見た。

ふむふむ。

クレーターから伸びた放射線は、
ちょっと見、ナスカの地上絵みたいだな。

「うさぎが餅つきしている」ってこれ?

どうもそうは見えない。

あまりにもはっきり写り過ぎているからか、と思って、
紙面を遠ざけて薄目を開けて見てみたけれど、
私には、
うさぎが大きいナスビに向かって、
とび蹴りしているようにしか見えない。

それにしても、
8月の終わりの満月は、非常にでかくて美しい。

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若田さん

若田さんが4ヶ月半にわたる宇宙の生活を終えて、
無事地球に帰還した。

夜中のテレビで、エンデバーがパラシュートを開いたとき、
ぐっときた。

「宇宙からの帰還」(立花隆)は私が若い頃、
非常に影響を受けて繰り返し繰り返し読んだ本のひとつだが、
この本が書かれたアポロの時代、
科学バカに近かった複数の宇宙飛行士が、
宇宙から見る地球のあまりの美しさ、
真っ暗(まっくろともいう)な宇宙に浮かぶ青い地球の圧倒的な存在感に、
”神の領域”を感じ、
地球への帰還後、聖職者になった。

あの頃の宇宙飛行士達に比べたら、
若田さんはなんて親しみやすく、情緒豊かで、
宇宙を身近に感じさせてくれるんだろう。

小さい頃、自分が大人になるころには、
誰でも宇宙旅行できるようになっている、
などと信じていた。
それはまだまだ遠い未来のようだけど、
そういう点で、宇宙は身近になったと感じる。

いつも前向きで明るく、
激務をこなしても笑顔で語る若田さんを、
奥さんのシュテファニーさんや息子君も、
それはそれは自慢だろう。
でも、ほとんど家にいないだろうし、
わざわざ体ごと実験台になったりして、
体を壊すかも知れない、
いつも極度の危険にさらされて、
家族としては、胸かきむしられる思いだろう。

でも、立派な人ほど、
家族だけのひとりではない、
若田さんはもはや、日本人全員の、
地球人全員の若田さんなのだと思う。

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……見えた?

夫が近所のおもちゃ屋や本屋さんを探し回ってくれたけれど、
結局、日食メガネはゲットできなかった。
ネットオークションでは、1500円のが1万5000円に暴騰していたらしい。
天気予報も、あいにくの曇り時々雨。

だから仕方なく、普通に出勤した。

10時半ごろ、代休を取って自宅にいた夫から、
「雲越しに見えてるよ!」と連絡が入る。

「普通ならまぶしくてメガネなしじゃ見えないだろうけど、
雲があるから、雲越しに、欠けてるのがわかるよ」

どれどれ?

11時前にオフィスを抜け出して、広場へ行くと、
すでに数人の人がくちを開けて空を見上げながら、
「ほらほら、あそこあそこ」と指差している。

私も仲間入りしてくちを開けて空を見上げた。

厚い灰色の雲が、じれったく、ゆっくり流れていく。
やっぱりだめかなぁ…。

「悪石島はどうなの?」

夫に電話をかけて聞いてみた。

「だめみたいだねぇ」

「せっかく機材を持ち込んでわざわざ行った人たちには、
見せてあげて欲しいよね」

だんだんクビが痛くなってきた。
やっぱりだめだなぁ…。

あ……!

雲が薄くなったところに、かすかに新月のさかさまみたいのが……!

「あ、これでいいんじゃない?これでいいんじゃない?」

わー、一瞬だけど、見えた♪

午後、省エネ係の人が、蛍光灯をひとつ消したら、
真下の席の人が驚いて顔を上げた。

「あ、すみません、暗過ぎますか?」と省エネ係の人。

「いや、びっくりしただけ」と真下の人。

「日食かと思て」

みんな、見えたかなぁ…。

(↓夫がどうにか普通のカメラで撮った写真)
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がっかり家電・びっくり家電

ここ数年のうちに買い換えた家電のうち、
がっかりしたものは、がっかりした順に、

1位:電気ストーブ
2位:洗濯機

だった。

電気ストーブなんかは、「スムーズな首振り」機能が付加されたくらいで、
私の小さい頃からほっとんど何にも進歩していない。
洗濯機も、いろんな場面で音楽が鳴るくらいで、
感激しちゃうような機能は増えていないどころか、
洗濯物を少ししか入れないと、ドラム内で偏るからか、
買ったばかりというのに、
先代のがつぶれる直前の断末魔の叫びみたいな、
がったん音を響かせたりする。

一方で、進歩にびっくりした家電は、
びっくりした順に、

1位:複合プリンター
2位:DVDレコーダー

DVDレコーダーはまだまだ成長シロがあるに違いないと、
数年買うのをガマンしていたら、
なんのなんの、充分成熟していて、
こんなことなら細々ビデオ録画するのなんかさっさと辞めて、
もっと早く買い換えればよかった。
複合プリンターに至っては、
2万円ちょっとでこの機能、この利便性とは、
よくもまぁ、ここまで技術を追求したものだと思う。

DVDレコーダーは買換えではなく、
ビデオデッキ、DVDプレーヤーに追加して買った。
プリンターも、まだ前のが使えていたけど、
つい買ってしまった。
その辺りなのかも知れない。

白物家電はどこのお宅でもある代わりに、
新しい機能が付加されたからといって、
壊れてもいないのに、滅多に買い換えない。
とことんまで使い切る。
とことんまで使い切るからこそ、
「おおー!」という進歩が欲しいのだけど、
もう成長シロがないのか、
その「買い換えなさ」が劇的な進歩を生まないのかも。

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2009年7月22日

世界中の昔からの伝説に、

「神の怒りによって太陽は落ち……」

というのがある。

それは、たぶん日食のことだろうといわれている。

科学の知識がない時代の人たち、
例えば、地球が世界(宇宙?)の中心であって、
星々が自分達の周りを回っていると信じていた時代の人たちにとっては、
昼なのに太陽が隠れて、辺り一面がどーんと暗くなったりすれば、
それはそれは恐ろしい体験だったに違いない。

今年7月22日に、日本では46年ぶりに皆既日食が見られる。

太陽がぜんぶ見えなくなる「皆既日食」は、
悪石島を中心とする帯状の地域のみだが、
部分日食であれば、全国各地で観測することができる。

時刻は地域によって違うけれども、
だいたい午前9時半頃から欠け始めて、11時台に最も欠け、
12時半前後に終わるらしい。

■関連サイト■
ビクセンホームページ
つるちゃんのプラネタリウム
国立天文台

それもこれも、晴れてのことだから、
お天気がいいことを祈るばかり。

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夏至の空

予報では一日雨だったが、
思いがけず曇りから晴れ。

布団なども干せて、いい夏至の日だった。

ただ、明日からまただんだん、昼の時間が短くなると思うと、
太陽信仰のねこきちとしては、とても寂しい。

入道雲が沸き立ち、セミが鳴いて、
うだるような暑さにひーひーいうのはこれからなのに、
もう太陽は遠ざかっていくのかと思うと、
いつも、不思議に打たれる。

太陽熱を3ヶ月も溜め込んで、ぼちぼち放出していくなんて、
地面はよほど、のんびり屋なのだなぁ。

冬至と夏至で、日の出・日の入りがどのくらい違うのか調べた。

=2008/12/21(冬至)=
日の出: 7:01
日の入:16:51

=2009/06/21(夏至)=
日の出: 4:45
日の入:19:14

国立天文台/各地のこよみから)

万物は流転する。

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「小林・益川理論の証明」立花隆(完)

「CPの破れがあったからこそ、
我々の世界は生まれることができたのだし、
CPの破れがこの程度だから、世界は今かくあるのである」
(本文から)

2000年7月、宇宙の対称性の破れを証明する研究が、
何年もにわたる膨大な試行錯誤の末に、
佳境を迎えようとしていた。

しかし、こういった場合、
ブラインド・アナリシスといって、
最後の最後まで、最終結果を見ないようにして作業を進める手法を使うそうだ。

コンピュータが刻々とはじき出すデータを、
終了の少し前までは常時監視するのだが、
最後のところはコンピュータに任せて見ないようにし、
最終結果を得てから、淡々と評価する。

ブラインド・アナリシスを行う理由は、
「データの解釈に自分の感情を入れてしまいがちだから」、
ということだ。

人間の感情まで織り込み済みなのだ。

今回、小林・益川両氏の受賞の知らせを受けて、
研究所の全員が「よく覚えていないくらい」興奮されたという。
頭脳明晰で、時に冷徹とも思われる科学者が、
とても「熱い」人々であることがよくわかる。

科学に心惹かれるのは、答えがひとつしかなく、
しかもその答えが、善でも悪でもないことだ。

人の感情には、絶対善も絶対悪もない。
一見悪と見えることにも、むりもない背景があったりする。
その「灰色さ」に時々うんざりする。

そういう時、科学の世界が我々に見せるハッキリした事実には、
ほっとさせられる。

この本を読んで、世界には、
このような静かな、しかし熱い戦いがあるのだとわかって、
とても興味深かった。

(おわり)

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「小林・益川理論の証明」立花隆(3)

「普通の人がこういう膨大なケーブルの束を見ると
すごいハイテクのかたまりだと思うかもしれませんが、
見る人が見ればこれはローテクのかたまりです。
ハイテクを使うならこういう複雑な回路は全部
半導体のチップに焼きこんでしまうという手があるんです。
事実、海外の素粒子実験の大勢としてはそういう方向に進んでいます。
しかし我々は、ローテクの方が絶対確実に動く、
早く安くできる、誤りが見つかったとき、あるいは改良するとき、
すぐ手直しができるという理由で、
あえてローテクを選択しました。」(本文から)

小林・益川理論を証明するための複雑で高度な設備のうち、
「エレキハット」という名前の「脳」にあたる部分について説明した一文である。

「気が遠くなるほど錯綜した状態にある、
すべてのワイヤとケーブルは、研究者たちが全部自分の手で接続した」のだそうだ。
その数、実に、十数万本以上。

私はこれを読んで、本当にうれしかった。

どんどん世の中がハイテク化され、
自覚のあるなしに関わらず、
それらの膨大な恩恵を受けているわけだけど、
なんとなく、流されている感じがする。
便利になってありがたいけど、
どこか心の片隅で、これでいいのか、という不安もある。

このハイテク礼賛の世の中にあって、
しかも、先端技術の粋を集めた設備の中で、
「ローテクの方がよい」とはっきりいえる場面があるのだ。

夫に聞くと、
グラム単位で軽量化しなければならないスペースシャトルでさえ、
基板の作成には、より小さく仕上がる表面実装ではなく、
確実性を重視して、
旧式のディップ実装技術を用いているそうだ。

見栄えが悪く図体(ずうたい)がでかくても、
時間がかかっても、
確実性を重視する場合には、
一歩一歩ニンゲンの手で、丁寧に遠回りしたほうがよいこともある。

(つづく)

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「小林・益川理論の証明」立花隆(2)

どこをとっても同じ物理法則が成り立ち、
等質である世界(対称である世界)では、
なにか物質が生まれると必ず、ペアになる反物質が生まれ、
お互いに打ち消しあって消滅してしまう。

⇒しかし、星やその他さまざまな物質が、
現に存在しているのは、
対称性が一部「破れ」ているためである。

⇒その破れが起こるためには、
それまで3つしか確認されていなかったクオークが、
6つは存在する必要がある。

*クオーク…10兆分の1センチくらいの微小粒子

以上のような小林・益川理論は、
二人がまだ京都大学の学生だった35年も前に、
思いついたことを論文にしたものらしい。

今回、この理論がノーベル物理学賞を受けたわけだが、
しかし、証明されない理論など、
紙くず同然だと立花隆氏はいう。

この理論を証明するための日本のBファクトリーの、
長い長い戦いの歴史があってこその受賞であると、
立花氏は力説する。

Bファクトリーとは、茨城県つくば市に380億円を投じて作られた、
中間子を半中間子を衝突させる「加速器」なるものが存在する、
全長3キロにも及ぶ研究施設である。

本書では、その研究手法と得られたデータの解説が延々と続くわけだが、
その辺はムズカシイのではしょる。

サイエンスの世界では、すぐれた加速器が、
一国の国力というか科学技術力の強さを最もよくあらわす
シンボルのようなものと受けとめられている。
すぐれた加速器を作るということは、
それを作るだけの経済力と、それを作るだけの技術力に加えて、
そういうものを作ろうとする強いモチベーションを持ち、
かつそれを作り運用するために必要な科学者技術者をそろえられるだけの
科学技術コミュニティを持つ国にしてはじめてできることなのである。
言葉を変えていえば、それは先進国中の先進国にしかできないことで、
具体的にはアメリカとヨーロッパ連合、ドイツ、日本にしかできないことである。
ロシアにもあることはあるが、ランクがグンと落ちる。
中国、インド、ブラジルのようないわゆる新興国にはとてもできない。
(本文より・一部略)

そしてこの研究が、
「平和主義に徹して、
純粋基礎科学だけに貢献する目的で行われたことに意義がある」と続く。

確かに、たいていの科学研究は、
自国の軍事目的で行うことを思うと、立派である。

軍事力を持たない国は、国際社会では相手にされないけれど、
他国を武力で打ちのめすためでなく、
人類共通の科学のために英知を結集したことを考えると、
私は日本人であることを誇りに思う。

(つづく)

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いろんなことがつながっている

Tさんが、電話が遠いらしい相手に、
大きな声で、ゆっくりと、
「あ・さ・ま・や・ま・の」といっている。

浅間山と仕事となんの関係があるのかと面白いので、
聞き耳を立てていたら、
「ふ・ん・か・に・と・も・な・う」
と続く。

ますます面白い。

「い・お・う・の・う・ど・じょう・しょう・に・よ・る」

ふんふん。

「せ・い・ひ・ん・の・れっかに・ごりゅうい・ください」

へー!

火山が噴火したら大気中の硫黄濃度が上昇するから、
製品が劣化するのかぁ~。

家に帰ってその話をしたら、
夫にも仕事上、実際に経験があったらしく、
精密部品の不具合が起こって解析したら、
硫黄が奥に入り込んでいたそうだ。
「表面に付着」とかではなくて、
外から見えない部分にまで、入り込んでいたそうだ。

ふーん。
いろんなことが、
つながっているんだな~。

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「小林・益川理論の証明」立花隆(1)

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スウェーデン王立科学アカデミーは7日、
2008年のノーベル物理学賞を、
米国籍で日本人の南部陽一郎・シカゴ大学名誉教授(87)、
日本学術振興会の小林誠理事(64)、
京都産業大学の益川敏英教授(68)の3氏に贈ると発表した。

授賞理由は、南部氏が「素粒子物理学と核物理学における自発的対称性の破れの発見」、
小林、益川氏が「クォークの世代数を予言する対称性の破れの起源の発見」。
(2008年10月7日21時54分  読売新聞)

たいていの一般人にとっては、
「へー、よくわからないけど、ノーベル賞を受賞するくらいなんだから、すごいことなんだろう」
という程度のまま、受賞のニュースはホトボリが冷めてしまった。

しかし、本来、「すごいからノーベル賞を受賞した」のだ。

じゃ、いったい何がそれほど「すごい」のか。

ひとくちにいうと、
「エネルギー保存の法則」とか、
「質量保存の法則」「運動量保存の法則」といった、
親の代から教科書に載っていたような物理法則すべてが、

「スイマセン、ちょっと違ってました、あはっ(笑)」

となってしまうくらい、すごいことらしい。

では、受賞理由になっている「対称性の破れ」とはなんぞや?

この宇宙が対象性に支配されているということは、
宇宙が全方向に対して、等質の広がりを持っているということを意味している。
この宇宙のどこにも特別な空間はなく、
空間はすべて質的に同じということである。
質的に同じとはどういうことかといえば、
あらゆる物理法則が、同じように成り立つということである。
異質な空間はないということである。
これが、近代科学の基礎をなす考え方である。(本文から)

つまり、「対称性の破れ」とは、上記とは反対なので、
異質な空間が存在する、ということになり、
そして、その非対称性ゆえに、我々が存在しうるらしいのだ。

「我々にとって幸せなことに、宇宙は対称的にはできていない。
少なくとも原子より小さいレベルにおいては、
対称的にはできていない。
もし宇宙が対称的にできていたら、宇宙の創成とともに生まれた物質は、
物質と同時にそれと等量だけ生まれた反物質と作用しあって、
すべてが消失し、何も残らなかったにちがいない。
しかし、現実に起きたことはそうではなかった。
ほんのちょっとした対称性の破れがあったために、
生成された物質と反物質の間にほんのちょっとした量のちがいがあった。
そのため物質がほんのわずかだけ消滅しないで生き残ることができた。
いまこの世にある存在のすべては、
その宇宙創成時の対象性の破れから生まれた『生き残り物質』の子孫なのである」
(本文中に引用された「受賞理由の説明書」から)

ウーン…やっぱりすごいぢゃないか。

偶然たまたま物理法則が「破れ」ていたために、生き残った物質の生き残りの子孫(=人類)が、
こうして祖先の成り立ちを突き止めたってことだね。

映画「ターミネーター」で未来のジョン・コナーによって、
過去の地球に送り込まれた兵士が自分の父さんになっちゃうより、
時系列である分わかりやすいけど(レベル違いすぎ!)、
途方もない偶然の産物が、
さらに偶然に次ぐ偶然の進化を遂げて、
宇宙だの、脳内物質だの、ミクロだの、マクロだの、
あれこれあれこれ研究してるなんて、
いやもう、ここまでくると、物理っていうより、
ほとんど哲学的になってきましたね(笑)

(つづく)

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脳科学とスピリチュアリズム

「偶有性幸福論」江原啓之/茂木健一郎を読んだ。

科学者として、心霊現象などに懐疑的な茂木さんでさえ、
著書「生きて死ぬ私」の中で、
今の科学では説明できないなにかが、
存在する可能性はある、といっている。
最先端科学も、現代科学の「ちょっと外側」にあるだけなので、
「はるか外側」のことまでは説明できず、
今ある科学の円が徐々に広がって、
外円へ到達したその先に、思いもよらないものがある可能性はあると。

そこへ到達して解明できるまでは、
まだもう少し時間がかかると。

携帯電話やテレビ、気象衛星といった、
さまざまな恩恵を受けている現代の我々には、
例え目に見えなくても、
もはや電波の存在を否定することはできない。

それは電波の原理が解明され、
その仕組みを利用して、
実際にさまざまな便利グッズに応用されたからこそ、
目に見えなくても、うすぼんやりとでも、
「やっぱ、電波って本当にあるんだなぁ」と、
存在を信じることができるのだ。

それを、例えば江戸時代の人々に、
いきなりラジオを聞かせ、
テレビを見せたらどうだろうか。
まず間違いなく、心霊現象と思うだろう。

それと同じことで、
「現代科学のはるか外側」のものが、
江原さんには、科学的な理屈を飛び越えて、
「見えて」いるのかもしれない。

でも、見えず、原理も理解できない我々には、「あるかも知れない」と思うだけで、
心から信じることはできない。

個人的には、
目に見えるものでさえ、知らないことだらけなのに、
この上、目に見えない物も理解しなければならないとなると、
ますます大変だなぁ…と感じる。

それにしても、

「自殺を考える人はよく、
『私には生きる価値がない」というけれども、
価値があるから生きるんじゃなくて、
生き抜くことに価値があるんです」(江原さん)

いい言葉だった。
すとんと心に落ちた。


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糸魚川静岡構造線

地質は地球の歴史を如実に物語る。
地質は地球がこれまでちょっとずつ、
でも確実に変化を遂げてきたことを黙って示す。

日本海に面した新潟県糸魚川市から、
太平洋に面した静岡県へと、
日本列島を貫く大断層を糸魚川静岡構造線という。

この構造線から東へ広がるくぼみを、
フォッサマグナというのだ。

ハンマーを握って化石を採取していた子供の頃から、
大断層というダイナミックな地形と、
「いといがわしずおかこうぞうせん」というコトバの響きに、
長いことあこがれてきた。

でも、日本列島がここでぽっきり折れたら、
姉家族や関東以北に住む友達に会えなくなってしまう。

そんなことをあれこれ考える。

浅間山も桜島も噴火した。
日本列島がぐつぐつ煮え立っているのが感じられる。
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ウィキペディア「糸魚川静岡構造線」から

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「しぶんぎ座流星群」来ます

今年わくわくしたニュースのひとつは、3月ごろの、「日本チーム・新彗星を”発見”」だった。

なぜ「発見」ではなくて、「”発見”」かというと、
誰かが肉眼で見たり、画像として捉えたからではなくて、
なぞだった宇宙のある地点のゆがみを、姿こそ見えないけれど、
重量いくつくらいの彗星が存在すると仮定すれば、ぴったり符合する、というもの。
(読み飛ばした記事で記録がない、探しても見つからない(泣))

2009年年始早々、「しぶんぎ座流星群」が来るそうだ。

 国立天文台では、多くの方に夜空を眺める機会を持っていただこうと企画しているキャンペーンのひとつとして、2009年早々に活動するしぶんぎ座流星群を対象にして、「見えるかな年の初めの流星群」キャンペーンをおこなうことにしました。1月2日の夜から5日の朝までの3夜の間に15分間以上星空を眺め、結果を報告ページから報告していただこうというものです。  真夜中過ぎの現象のため少し大変かもしれませんが、冬休みやお正月休みの方も多いと思いますので、新年初の天文イベントとして夜空を眺めてみませんか。

2009年は、イタリアの科学者ガリレオ・ガリレイが初めて望遠鏡を夜空に向け、宇宙への扉を開いた1609年から400年経った節目の年として、国際連合・ユネスコ・国際天文学連合によって「世界天文年」と定められました。国立天文台ではこの2009年に、「世界天文年2009日本委員会公認イベント」として、「三大流星群」と呼ばれる3つの流星群を対象にして、それぞれの活動時期に合わせた3つのキャンペーンをおこなうことにしました。その中で最初のキャンペーンであるこのキャンペーンは、「世界天文年2009 オープニングイベント」のひとつとして実施します。
(国立天文台HP:http://www.nao.ac.jp/phenomena/20090102/index.html

2001年にしし座の大流星群が来たときは、ものすごーく寒い夜だったが、
南向きのベランダに立っているだけで、そこにも、ここにも、
いちいち教えあうのも面倒なくらい、いっぱい降ってくるのが見えた。

同じ晩に、知人は仕事を終えてから、奈良の険しい山の上まで友達とバイクを走らせたそうだ。
真っ暗な山道に死ぬ思いをしながら、やっと辿り着いたのに、厚い雲しか見えなかったそうだ。
流星群がないときでも、夜景も綺麗と評判の地域なのに、前をゆく連れのテールランプしか見えなかったらしい(笑)

ま、そういう失敗もあるけれども。

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フォトンベルト考察

フォトンベルトに関する面白い話を聞いた。

フォトンベルトとは宇宙に存在すると考えられている磁場帯をいい、
その存在については、下記の通り賛否が真っ二つに分かれている。

=肯定派=

地球は公転軌道の関係でフォトンベルトに一時的に入ったり出たりしているが、
2012年12月22日には完全に突入し、通過するのに2000年間を要する。
フォトンベルトはアルシオーネを中心に垂直に分布しており、NASAが観測に成功している。
フォトンベルトに突入すると強力な電磁波により太陽や地球の活動に大きな影響が出る。
20世紀末から異常気象や火山活動・地震が頻発しているのは地球がフォトンベルトに入り始めたからである。
電子機器が使用できなくなる。
地球人類は肉体を維持できなくなり、気体状の生命体に進化する。
地球人類は意識の変革が起こる(アセンション)
前回突入時にはアトランティス文明が滅亡し、人類の大半が消滅した。

=否定派=

神秘主義の一種である。
アセンションを唱えるニューエイジ系信仰の一つとして採用されている。
フォトンベルトとアセンションは、共に、聖書の至福千年との共通点もあるという指摘もある。
そもそもフォトンは光子であり、フォトンの帯が形成されることはない。
26,000年周期で太陽系が銀河系を公転するとすると、光速度を超えてしまう(特殊相対性理論に反する)。
フォトンベルト説では、地球がプレアデス星団のまわりを回っている説と、
わずか26,000年で銀河を回るという二説が、それぞれ矛盾するにもかかわらず併記されていることが多い。
しかも、その両説ともに間違っている。
NASAが観測したフォトンベルトとする写真は、フォトンベルトと無関係の銀河NGC4650Aのことであり、その後フォトンベルトに言及がないのは当然である。
(『温故知新・2012年アセンションに向かって・フォトンベルトの真実』より抜粋

http://sungod2012.blog96.fc2.com/blog-entry-33.html

つまり、肯定派によれば2012年12月23日(上記記事では22日になっているが)に我々の地球がこのベルト内にすっぽりと入り、
磁場の乱れによって物質のすべてが一変し、あらゆる生物は現在の肉体組織を維持できなくなって気化するというのだ。
(魂は残るので死ぬのではない)
ちなみに、高度な文明を持っていたマヤ人達が、血道を上げて取り組んだ暦はその日までで終わっている。
2012年というと地デジに移行してまもなくというところだが、惜しいことにテレビは見られなくなる…というより、必要がなくなるらしい。

さて、ここからがようやく本題!

このベルトについてNASAが非公式にかなりの研究を進め、
(人類全体に関わることなのに、なぜ非公式なのかというところが胡散臭いが)
人間の体内に、磁場の乱れをキャッチする臓器を発見したというのだ。
それは、下垂体でも視床下部でもなく、虫垂(盲腸!)なのだそうだ。

盲腸は別になくても構わないということで、比較的ないがしろにされ、かつてはちょっと炎症を起こすとすぐちょん切っていたが、
最近は残すようになったのはそのためだという。
まさかそんな機能があったとは!!(笑)

フォトンベルトの存在はともかく、現在の文明が本当に2012年に滅びるかどうか、
2012年というとあと少しなので、生きているうちに見られるかも知れない。
とても楽しみにしているわけだけど、たぶん、地デジは用意すると思う。

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わかるわかる

今回、小学生が新種のエビ化石を見つけた和歌山の湯浅町といえば、私も昔、化石採りに行っていたところだ。

足元の悪い岩場に張り付いて、手が小さいから指の余った軍手に「これは!」と思う石を持ってさ、そのへんに売ってる安物のハンマーでかち割り、

ぱかっ!

と割った石の中から、貝殻とか葉っぱとかが出てくると、ただもう、コーフンするんだよね!!
わかるわかる!

油断するとずりずりずり落ちそうな絶壁なのに、アンモナイトや三葉虫みたいな、
魚介類?の化石があるから、「ああこの辺、本当に、昔は海の中だったのね」と思うんだな。

当時私も今回の発見者くらいの小学生だったけど、思えばそのあたりから、地面は上がったり下がったり…きちんというと、隆起したり陥没したり、
噴火したり分裂したり、それにあわせて海面も、上がったり下がったりするのだということを肌で覚えたように思う。

だからさ、もちろんエコロジーは大切だけど、スーパーの袋論争している我々をよそに、
地球は自分で熱くなっているんだと思う。

大地震も火山の大噴火も、何十キロにわたる地面の陥没も、地球にとったら寝返りをうった程度のことなんじゃないかと……。

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聖書物語は史実か?~ソドムとゴモラの滅亡~

【ソドムとゴモラの滅亡概要】

神は、悪徳の町となったソドムとゴモラを、そこに住む人々もろとも滅ぼすことを決意した。予言を受けたアブラハムは、ソドムの町に住むロトとその家族は正しい行いをしていたために救いたいと思い、神に頼んで許される。神の使いがロトの家を訪れ、「家族を連れてこの町を出なさい。ただし、遠くへ逃れるまで、決して振り返ってはならない」と告げ、ロトは妻、ふたりの娘とともに町を出ることとする。しかし、ロトの妻は誘惑に勝てず、途中の丘で振り返ってしまい、町全体が火柱となって燃え盛るのを目にした挙句、命令を聞かなかったために、塩の柱にされてしまう。

旧約聖書「創世記」第18章と第19章に書かれているソドムとゴモラの滅亡物語の舞台は、死海の南端である(現在も地名が残っている)。 聖書にも書かれている通り、この辺りの地表にはアスファルトが存在するが、それは、地下の岩石に、石油・ガス・メタンなどがあり、それらの炭化水素が、岩石中の割れ目を伝わって地表へ表れ出たことを示している。 また、このあたりは今でも硫黄のにおいが立ち込めている。加えて、地震の多い地域でもある。

つまり、この地域で地震が起き、巨大な割れ目から漏れたメタンやガスに引火して、地下に眠る大量の石油が燃えあがったとすれば、町を滅ぼすほどの火柱となったはずである。地質学的には、紀元前2000年から1900年の間に、死海の一部が沈下している。また、現在の死海が、塩分濃度が高く、「浮かべる海」として観光客に人気があるように、その近くに岩塩ドームが存在する。 「ロトの妻が塩の柱になった」という伝説も、むしろ、地表に現れ出た岩塩の塊を、人に見立てたと考えるのが自然であろう。(竹内均「旧約聖書」から抜粋)

ここまでくると、では、旧約聖書自体の成立はいつなのか、という疑問がわく。 なぜなら、地質学的な事実以前に成立していたのであれば「予言」だが、以降であれば、「後付け」だからである。本に書かれていた通りのことが後世実際に起こる「予言」と、起こった現象にあとから意味を持たせた「後付け」のとでは、まったく違う。

旧約聖書は一般的に、最初からひとつのまとまった書物として存在したのでも、特定の著者によって書かれたものでもないと考えられている。各地に点在した独立した伝承をつなぎ合わせて、長い年月、長い過程を経て編集されたらしい。その成立年は、聖書協会によれば紀元前5000年ごろらしいが、紀元前わずか500年ごろという説もあり、残念ながら定かでない。「旧約聖書の成立年はいつか」を追及しようとしただけのサイトでも、いくつもある。 そこを切り込んで行くと果てしなくて、「科学」からどんどんはずれるのでやめておく(笑)。

ただ、「紀元」について述べると、「紀元」と呼ばれるものは、中国や北朝鮮のものを含めると10以上あり、私たちが日ごろ「2008年」といっているものは、宗教に関わらない「共通紀元」(C.E)だが、それはキリスト生誕年を起点としたキリスト紀元(西暦、A.DやB.C)と同じである。

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EasyToon初級・習得

「EasyToon」というGIFアニメ製作ソフトを使ってみた。 ペイントブラシでマンガ絵さえ描ければ、あとは超簡単!
Garagara0

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聖書物語は史実か〜「ノアの方舟(はこぶね)」伝説〜

【ノアの方舟伝説概要】 神は自分が作った人間が地上で悪いことをするのを見て後悔し、すべてのものを滅ぼそうと決意した。しかし、正直で信心深いノアとその家族だけは救うため、ノアに、「7日後に、40日40夜の間、大洪水を起こすので、大急ぎで方舟を作って家族と乗り込みなさい。そのとき、地上のすべての生き物のつがい、あらゆる食料を持ち込むように」と命じた。ノアはいわれた通り巨大な方舟を製作し、造りながら他の人々にも声をかけたが人々はバカにして取り合わなかった。その後本当に大洪水が起こって世界は水の底に沈み、方舟に乗った以外の生き物はすべて死滅した。洪水が始まった40日後、ノアはカラスと鳩を放ったが、足を休める場所を見つけられなかった鳥たちは戻ってきた。さらに7日後、鳩は新しいオリーブの葉をくわえて戻ってきた。さらにその7日後、放った鳩はもう戻ってこなかった。 ノアは地上が乾いたことを知り、方舟を出て祭壇を築き、神に感謝した。

1923年、イギリスの考古学者チャールズ・レオナルド・ウーリー卿が、ユーフラテス川河口近くの丘を掘り、大住居群を発掘した(ウルの発掘)。そこでは、「王家の墓地」といわれ、16の王の墓を含む2000に近い墓が、金銀、ラピスラズリ、メノウなど豪華な副葬品とともに見つかった。墓のそばには、楽器のハープ、七弦琴、二頭のロバに引かせた箱ぞり、黄金の容器などが置かれていたほか、王妃のかたわらには、28人の正装した侍女が葬られていた(殉死)。これらは、紀元前2000年ごろのウル第3王朝のころの遺跡であろうと考えられる。

さらに掘り進むうち、ウーリー卿は約4メートルもの厚みの粘土層にぶつかり、それが当時、つまり紀元前3500年ごろの川底であると考えた。しかし、試しにさらに粘土層を掘り下げたところ、驚いたことに、粘土層のさらに下層に、石器や火打ち石、などの層を発見したのである。つまり、粘土層は川底ではなく、洪水その他の原因によって堆積したものであることが証明された。

ウーリー卿がウルで見出した粘土層はその後、チグリス・ユーフラテス川下流の多数の場所で発見された。ただし年代が、ウルと同様紀元前3500年ごろのものと、紀元前2800年ごろの2種類があるという。紀元前3500年ごろの粘土層は非常に均質できれいな層であることから、海水面の上昇によるものであると考えられる。当時の海水面は、現在よりも5〜10メートル高かったと考えられている。そして、メソポタミア地方に見出された紀元前2800年ごろの乱れた粘土層こそが、ノアの方舟伝説に語られているような急激な大洪水による洪水層なのである。

この大洪水に襲われた地域であるメソポタミアを代表する大都市は、現在のイラクの首都バグダッドであり、明らかに砂漠地帯に分類される。しかし、地球科学的には、当時は現在よりも気温が高かったために、赤道の勢いが強く、赤道収束帯の前線が大豪雨をもたらしたと考えられる。

ノアの方舟伝説は、シュメール文明(紀元前2900年〜1950年)の時代、またはそれに先立つ時代に起こった事実と考えられる。

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聖書物語は史実か~はじめに~

幼稚園から高校まで教会に通った。
通いながら、学校では「進化論」を当然のこととして教わったために、聖書にある「天地創造」*を自分の中でどうしたものか、そこは長らくアンタッチャブルな領域だった。

*暗黒の原始に神が光をもたらし、天と地、月、太陽、星々、そして、土くれから人間(男)をつくり、男の肋骨から女を作ったという話。

ゾウガメ、フィンチといえばガラパゴス諸島、ガラパゴス諸島といえば、チャールズ・ダーウィンなのである。
何十年にもわたる詳細な研究、キリスト教社会にあって世の中に衝撃を与える「進化論」を発表すべきかどうかの苦悩、その後、愛娘を亡くして「神などいない」と断じ、発表に踏み切ったダーウィンの姿まで知るに及んで、いまさら「天地創造」もないのである。

しかし、すると、牧師先生やその家族、日曜学校の校長など、あの良識ある大人たちは「天地創造」を本気で信じていたのだろうか。

今夢中で読んでいる本のひとつが、「竹内均の旧約聖書」である。 これは、聖書物語に出てくる数々の「奇跡」「神の怒りによる天変地異」は地球科学的に説明できるとする説である。

私は、この本に出会えてうれしい。

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進化するカーナビ

姉から息つぎなしのメール。

「こないだの旅行で、最近買いかえたナビを初めて使ったんだけど、これがスグレモノでさ~うちのだんなは自他ともに認める?方向音痴なんだけど、Y字路交差点はまだしも十字路なんて、ナビがあってもどれか迷って、「どれだ、どれだ、わぁ~!」 って感じで、どれかの路に突入するんだけど、これがまた、「どうしてその道選ぶかな~」っていう選択でたいてい間違っていて、私か助手席の息子のせいにするんだ!今までのナビは「ルートを外れました…」であと黙っているんだけど、今回のナビは優秀で間違っても間違っても、「新しいルートを始めます…」ってケナゲなんだよ~(泣)時間は余計にかかるけどなんとか目的地にたどり着けたんだ、怒鳴り合いの喧嘩も減ったしね~でも間違えたおかげで六甲山も真っ青の山道を30分も余計にグルグルしたから気分が悪くなったわ~」

技術革新は人々の暮らしに役立っている。

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