プラトンとアダムスミス(政治経済)

子ども手当

お昼休みに「子ども手当」の話題が出た時、
みんなちょっと「むうっ」としているようだった。

ほとんどが独身で、自分には恩恵なきまま増税となるからで、
一番若い人の母上なんかは、

「うちだってついこのあいだまで、大変でしたってば!」

というわけで、大いに不満らしいのだ。

確かに、子育てを終えた世代の人たちには、
損した気分かも知れない。

でも、私は大方の予想に反して、
子ども手当には賛成なのである。

いま「むうっ」としている同僚達にしたって、
近い将来結婚して、直接恩恵を受ける可能性大だし、
「子どもは社会みんなで育てる」という理念に従えば、
子どものいない人にも納得というか、
いいんでないのと思う。

ただ、インタビューを受けた若い母親が、

「月数万円を補助してもらっても、
預けるところがなくて職を失うなら、
そっちの方が大変です」

といっていた。

どういった支援が本当に役立つのか、
政府は今後、大いに議論しなければならないだろう。

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とある調査によれば

とある調査によれば、
年収1500万円までは、
収入の増加と幸福感は比例しているそうだ。
収入が増えれば増えるほど、「うはうは感」も増す。

ただ、それはどうしたことか、
1500万円までで頭打ちしてしまう。

その後、「うはうは感」を得るために必要なものは、
人によって違うけど、
ともかくお金だけじゃダメなのだ。

68歳の友人ツトムさんがいった。

「経済的に成功するのは難しい。
でも、
毎日幸福を感じながら生活することは、
もっと難しい」

なはー、そうかも。

でもそうすると、毎日幸福を感じながら生活できることは、
経済的に成功することよりすごいってことだね。

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地デジ「日本方式」!?

ここのところ、南米諸国での、
地デジ・日本方式採用のニュースが相次いでいる。

で、
そもそも、「日本方式」ってなに!?
ほかに、何方式があるの!?

と思って調べてみたら、
比較している記事はほとんどなかった。

わずかに見つかった毎日新聞の記事によれば、
国際標準として承認されている規格は、
「日本」「欧州」「米国」の3方式で、
ほかに、中国が独自の方式を使っているそうだ(やっぱり…笑)
そのうち、「欧州方式」の勢力がもっとも広く、
現在40カ国以上が採用を決めているとのこと。
毎日新聞記事

南米諸国がわざわざ地球の反対側の日本方式を採用してくれたのは、
平たくいうと、
アメリカも旧・支配国であるヨーロッパ諸国も好きじゃない上に、
サッカー好きの国民が、
唯一、ワンセグとして戸外に持ち出せる日本方式を好んだとのこと。

ふーん。

そんなところでも国際規格戦争があるんだねぇ。

かつての、VHS対β戦争みたいに、技術的にすぐれたものが、
政治的圧力で駆逐されなければいいけど!

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生活ダウンサイジング

少し前、
日本の名だたるメーカーのトップがこぞって、
「もはや、日本国内にはマーケットはない」といっていた。

人口は減るし、お給料も上がらず、
社会が成熟したおかげで、
みんな「モッタイナイ」に目覚めたから、
そうそう簡単には買い換えない。

モノを作っても、国内には、
それを買って消費する人達が居ないというのだ。

だからせっせと外国へ輸出していたけど、
こう円高が長引くと、
輸出すればするほど経営は苦しくなる。

そんなわけで、
「今後は国内を経由せず、
海外工場で作って、海外の人たちに売る」そうだ。

国内の仕事はますます減ることになる。

今年のお正月、リーマンショックで株価が暴落したとき、
うちの父が、

「資本主義にも限界がある。
ずっと右肩上がりなど、あり得ない」

といったとき、そうかもなぁ…と思った。

でもずっと以前、経済学者が、

「高齢化していくのに、今までと同じ国力・同じ経済成長率を維持しようとすることそのものに、
ムリがある。
人口が減ったら減ったで、
小さい国家、小さい経済循環を目指せばいいのだ、
No problem! (大丈夫だ)」

といっていた。

ふむーん。

ひとりひとりが、
生活をダウンサイジングすれば、そう心配しなくてもいいのかな……、

どうなんでしょ。

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「三得利」

上海から蘇州を旅したとき、
街の至るところに「三得利」という看板があった。

空港から街へのタクシーから見ても、
街なかを行くバスの中から見ても、
人ごみの中をぶらぶら歩いていても、
あっちこっちに、
「三得利」「三得利」と書いてある。

それは、「サントリー」のことで、
そのくらい、
上海では他のビール会社を押さえて、
サントリーが圧倒的に幅をきかせていたのだ。

だから、このたびキリンと統合するかもと聞いたとき、
ははぁ、キリンが狙ったのはたぶん、
サントリーの中国での販路だろうなぁと思った。

サントリーは見上げた経営理念を持っているので、
例え企業としての生き残りがかかっているとしても、
「利益重視」のフツーの会社になってしまうかと思うと、
残念でならない。

そう憂えていたら案の定、
大阪南港のサントリーミュージアムも閉館となってしまった。

日本の企業はどこへ向かうのだろう。

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CO2削減

鳩山さんが、我が国のCO2の排出量を、
2020年までに1990年比25%削減するという目標を打ち出したそうだ。

25%というと相当な数字なので、
我々の生活や経済環境も激変せざるを得ない。

具体的な方策としては、
新築家屋には、太陽光発電を「義務付け」るとか、
ハイブリッドでない自動車の製造を「禁止」するとかだそうだ。

私はエコバッグも使っているし、
ゆくゆくはハイブリッドカーにも乗りたいと思うけど、
それは、繰り返し使えるなら使い捨てよりもったいなくないとか、
クリーン燃料で走れるなら、
空気だって綺麗なほうがいいと思うからで、
地球温暖化を阻止しようとか、
そういう大それたことではないような気がする。

…っていうか、先日も、国連のパン・ギムンさんが、
氷の解け具合を見に北極へ行ってたけど、
地球温暖化が、人間の営みだけのせいだと、
識者も本気で思ってるのかな……。

地球46億年の歴史を見れば、
いま、砂嵐で目も開けられないような砂漠地帯が、
緑に包まれてた時代もあったし(=氷が解けていた)
マンモスが闊歩していた氷河期もあり、
長い時間をかけて、温暖化と寒冷化をゆっくり繰り返して来たことは自明なのに、
それを、人間の営みだけのせいでオゾン層に穴が開いたとあたふたするのは、
2007年のM1グランプリで、
最終決戦で敗れたキングコングの西野が、
「オレのネタ作りがまずかったせいだ」と嘆いたというのとおんなじくらい、
思い上がっているというか、
おこがましいことのような気がするんだけど……。

テレビで、東大地震研究所の偉い先生に、
「ずばり、地震は予知できますか」と聞いたら、
「できません」と即答していた。

「できませんから、予知に血まなこになってお金をかけるよりは、
起こってしまったあとの復興に力を注いだほうがいいです」

人間は地球の営みの上に乗っかっている、
動物のうちのひとつなんじゃないのかな。

このエコばやりのいま、不謹慎かしら。

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資産運用セミナー@近所の銀行

日曜日、近所の銀行で資産運用セミナーがあり、
無料だったので参加してきた。

■日本経済の現状■

「人口増加と経済の成長率」、
「消費と雇用」はそれぞれ密接に関係している。
人口が減る一方の社会、
すでに成熟し、
ほとんどの家庭で便利グッズが行き渡っている社会では、
もはや消費が必要とされないので、
経済は活発化せず、したがって雇用も悪化している。
(見たまんま)

また、政治の質の悪さも、株価に影響する。

■中国株の展望■

上記の関係からいうと、中国は13億人を抱え、
そのほとんどの家庭にはまだ便利グッズは行き渡っていないし、
向こう20年間は人口が増え続けると予測され、
ちょうど、日本の高度経済成長期(1955~1973)の状態が、
しかも、13倍の規模で続く。
したがって、中国株は今後もますます有望である。
(中国株宣伝)

■今後の予測■

2008年に急激な円高になったのは、
世界経済がサブプライムショックに驚いて、
金利の低い=安全な「円」に一斉に逃げてきたからで、
落ち着きを取り戻してきた最近は、
円は魅力はないので、通貨はすでにユーロ、豪ドル、新興国へ戻り始めている。

また、株価は景気に半年~1年くらい先行するため、
すでに底を打ったことを考えると、
今秋~今冬には景気も持ち直すと思われる。
予測会社の10社中8社が、
株価は今年、1万円をつけて終わると予測している。

さらに、エコポイント、エコカー減税対象商品の購入は、
政府が景気刺激策として、
みんなの税金を使って期間限定で行うものであるから、
もし数年のうちに買い換える予定があるなら、
利用しないと損である。

■おまけ■(去年、株で大損した人向け)

株価天井で買ったものは滅多に元の値段には戻らない。

しかし、なるべく短期で損を取り戻すには、
「買い増し」も一考である。
なぜなら、損益分岐点は意外に、

(最高値-最安値)÷2のところ「ではない」からだ。

半額に落ちたとき同額買えば、最高値の2倍口買え、
取得コストは口数に引っ張られるので、
最安値から3割戻せば損を取り戻すことができる。

……などなど!
結構わかりやすくてためになった。

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「小泉官邸秘録」飯島勲(完)

昔、仕事で、とある郵便局の小包局に行ったことがある。

小包局というのは文字通り、小包ばかり取り扱っているところだが、
だだっぴろい埋立地のひろーい敷地内に、
ムダに大きい建物が建っていて、
その中を、迷ったのか、ただ会議室が遠かったからか、
端から端まで歩いたら、
学校みたいな殺風景な部屋がいくつもいくつも並んでいた。

何に使われているのかわからない、だーれもいない部屋が、
廊下に沿って延々続いている。
次の部屋も、その次の部屋も、空(から)なのである。
電灯こそ消してあるが、部屋そのものがムダなのである。

そのうちのひとつの、かろうじてロッカーが並んでいる部屋で、
長椅子に誰かの膝が見えていた。
サボってるんだろうと思った。

これだけの敷地、これだけの工費があれば、
いろんなことができるのになぁ、
お役所のムダってこういうことかぁ~と思った。

他国では、公務員で一番多いのは軍人だそうだ。
対して、日本の公務員で一番多いのは、郵便局員だったそうだ。
そんな国はほかにないらしい。

私は郵便が好きだから、
郵便屋さんの姿を見るとわくわくするけど、
配達員さんはともかく、
そこに人・カネのムダが巣食っていたことを知ると、
郵政民営化ってすごいことだったのだなぁと思う。

最近、かんぽの宿売却問題やらで、やや逆行しそうになっていることに、
国民はもっと敏感になる必要がある。

この本を読んでつくづく、一国の総理に求められるのは、
「ぶれない」ということらしい。
各分野の専門的な知識なんかより、
「ビジョン」のほかに、「強い信念」と「人格」こそが問われる。

総理大臣というのは、全人格がまる出しになる職務である。

強い信念を持ちつつ突き進みたくても、
人格者でなければ誰もついてこないし、
人格者であっても、「ぶれない」姿勢がなければ、
あちこちに気を遣うだけで疲れ果て、
一国を引っ張っていくことはとてもできない。

その両方を持つことは、本当に難しい。

(おわり)

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道州制

大阪府の橋下知事は、空港再編などの折に触れて、
「関西州」という言葉をよく使う。

それは、きたるべき「道州制」を強く意識してのことである。

「道州制」というのは、
現在、47に分かれている都道府県を合併し、
ひとつを北海道くらいのサイズの「州」として、
それぞれの州に、今、「国」が一手に引き受けている責任と義務を下ろして、
小さな政府を設置し、地方の権限をより強くしようというもの。

そういったことを国が推し進めようとしていることを、
ご存知だろうか。

ま、ちょっと前にはやった市町村合併の都道府県版みたいなもの。

実際、先の市町村合併では、
登録住所の変更やらなんやらで、そこに住む人だけでなく、
企業人も右往左往させられたわけだが、
結果、首長や助役、収入役、議員の人数がごっそり減って、
その人たちの人件費として、年間1000億円以上のお金が浮いたそうだ。

しかし、アメリカは大きいから、あんな風に区切って、
それぞれに統治せざるを得ないとして、
このちっちゃな日本で道州制を取り入れるメリットって、
公務員を減らす以外になんなのか?

自分の住む州と、隣の州とで待遇が大きく違ったら、
みんな引っ越したりしないのか。

まだまだわからないことだらけだが、
少なくとも、
甲子園は大阪府にあると間違って認識している人たちに、
「本当は兵庫県にあるんだぞ!」などと目くじら立てる必要はなくなり、
同じひとつの関西州ということになるらしい。

(そういうレベルのことじゃない)

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「小泉官邸秘録」飯島勲(2)

小泉元総理の「戦略」を、
ひとつのエピソードからも垣間見ることができる。

サウジアラビアのアブドゥラ皇太子(現国王)と会談したとき、
事前の打ち合わせで事務方から、次のようなレクチャーがあったそうだ。

「サウジアラビアは日本の主要な原油輸入国です。
総理からは、『今後も原油の供給をよろしくお願いしたい』といっていただければと思います。
その後、晩餐会となります」

ところが実際の会談に入ると小泉さんは、事務方の指示などそっちのけにして、
小泉流にやり通したらしい。

実際の会談の場での小泉総理は、
「日本では『脱石油』を進めています。風力発電や風力の活用について技術開発が進行中です」と新エネルギーについての説明を始めた。

皇太子がその話を興味深く聞き、うなずいたのを見つつ、総理はさらに、

「地熱、太陽光の技術については、かなり進んできています。
太陽光はこの国でも重要なエネルギー資源となるでしょう」

皇太子としては、これまでの日本からの訪問客の発言との違いに戸惑ったのだろう。
総理はなおも、

「日本は雨が豊富に降りますのでバイオマス資源も豊富です。
とうもろこしやおコメからエタノールのような燃料を作ったりする技術開発も進めています」

皇太子がたまりかねて、「我が国も石油という資源があり、この資源を日本をはじめとする各国に対して、
一定の条件で提供する用意はあります」と言うと、総理はさらに、
「我が国の技術は貴国の食料生産や将来のエネルギー対策に役立つと考えています。
我が国は、自然の恵みを活用して環境と経済が両立する社会を構築していきたいと考えています」

とうとう皇太子の方から原油の話を持ち出した。
「小泉首相。日本の考えはよく分かりました。しかし、当面は石油も必要でしょう。
我が国は日本に対して我が国の石油を安定的に供給できるように努力したいと考えています。
それでは、晩餐会に行きましょう」

物欲しげに石油の安定供給を頼むことだけを考えていた事務方は、
会談の進み方に目を丸くした。(第二部 有言実行より)

あっぱれ、小泉さん!

資源を持つ国も、持たない国も、
文明が進んでいる国も、発展途上にある国も、
政治においては、対等であることが望ましい。

(つづく)

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「小泉官邸秘録」飯島勲(1)

Photo
他国に比べて首相が長続きしないわが国にあって、
歴代5位の在任期間を保った小泉内閣の舞台裏報告。

最近では安倍さん、福田さんが相次いで投げ出したことからもわかるように、
総理大臣は激務である。
もともと分刻みのスケジュールぎゅうぎゅうなのに、
難問奇問が同時多発的に発生し、
そこへ、野党はもちろん、与党の中からも横槍が入り、
さらに、海外発のあっと驚く事件が起こっても、
停滞することなく、巨船の舵取りをしなければならない。

風向きは刻々と変わり、潮流もじっとしていない中で、
優秀な人材を駆使して、
とにかく進まなければならないのだ。

その様子が、主な出来事(郵政民営化、ハンセン病訴訟、BSE問題、9・11テロ、平壌宣言等々)ごとに、
発端から収束まで、セリフを交えて、まるで小説みたいに語られる。
世間がざわついたり、大臣達が動揺する要所要所で、
小泉元首相の強いリーダーシップが発揮されたらしい。
(ちょっと小泉礼賛に偏っているけど)

「なるほど、あの時、実はそういうことがあったのかぁ、
新聞やテレビで報道されていることは、
氷山の一角なのだなぁ」と痛感する。

筆者の飯島勲氏は、小泉純一郎氏初当選以来の秘書であるが、
政治家でありながら、大変なストーリーテラーで、
特に、田中真紀子外相更迭劇のくだりなどは、
サスペンス小説さながらの臨場感である。

歴史ドラマを見て、遠い昔に世を去った人々とシンクロするのもいいけど、
現役の人たちのちょっと前の歴史を、こうしてなぞるのも面白い。

(つづく)

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地デジ浸透度調査

地デジ開始までまだ2年もあるというのに、
対応機器の世帯普及率が予想より低い60%だったからといって、
移行を延期しようという意見があると新聞で読んで、
ぶっ飛んでしまった。

あ?

もちろん、不況などで余裕がなく、
テレビ買換えを渋っている家庭もあるだろうけど、
2011年7月までには、
家電量販店は値下げに知恵を絞るし、
ケーブルテレビ会社はますます宣伝するし、
そのときテレビごと買換えの余裕がなければ、
2万円程度の外付けチューナだけでもゲットすればいい、
それもムリな世帯への対応だけを考えればいいことで、
移行自体を延期したって、
最後の穴までは埋められないのだ。

科学が日進月歩のこの時代に、
なんだって全世帯が、
2年も前からスタンバイしてなくちゃなんないんだよ!?
普通、ギリギリまで粘って、最新の仕様のを選ぶか、
今と同じ程度のが安くなってから買うに決まってるじゃん。
すでに対応機器を持ってる人だって、
「地デジ移行準備のためテレビを買い換えた」というよりは、
「テレビを買い換えたらチューナが内臓だった」という方が正しいのではないの?

ETCの取り付けだって、優遇制度が実際に始まってから、
みんなどっとカー用品屋に走ったよね?

いや、別に、
怒ってるわけじゃないですけどね(笑)
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廉価(すぎる)衣料品販売反対

「FOREVER21」という衣料品ショップが今日、原宿にオープンする。
ロサンゼルス発で、店の名前には、
"人生でもっとも輝く21歳のココロを永遠に持ち続ける人々のためのブランド"
という意味があるそうだ。

超・若者向けではなく、30代~40代もターゲットにしていて、
そこそこデザイン性がある上に、
なんといっても「とっても安い」のだという。
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FOREVER 21

私はこの話を知人から聞いて、そして議論になった。
ふたりとも、「衣料品をそんなに安くする必要があるのか?」という、
意見だったのだ。

もちろん、いいものが安く手に入るのは消費者にとってありがたい。
それを実現させ、軌道に乗せたユニクロなんかは優秀選手だと思う。
でも、ユニクロがいいものを安く提供できるのは、
衣料品メーカーとしては常識はずれなくらい、
1品の利益率を極端に絞っているからで、
もし、他社の安さの源(みなもと)が、
利益率はそのままで、材料費・労働費を買い叩いての結果なら、
そのしわ寄せは発展途上国に行くのである。

服を作って売るには、
デザインのほかに、原材料、縫製や輸送コスト等々、
いろんなお金がかかるのだ。

私は、Tシャツ1枚500円でなくてもいいと思う。

安すぎるから深く考えずに買って、
結局あまり着ないとか、「また買えばいいわ」的に粗末にするんじゃないのか。

もちろん、「何がそんなに高いの!?」というブランド品を買う必要はないが、
適正な値段のものを、よく吟味して買って、
そして大事に着たいと思う。

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ジャパンマネー

今年3月、
WBC(ワールドベースボールクラシック)でそれなりに日本が盛り上がったあと、
その収支が新聞に出ていた。

WBCは、国際野球連盟ではなく、
MLB(メジャーリーグベースボール)とMLB選手会が主催している。
だから、各国のチームにつくスポンサー料
(今回の日本なら、日本マクドナルドとかアサヒビールとかからのもの)は、
いったん、MLBとMLB選手会に集められ、
そこから各国代表に配分されるということだ。

ただ、その配分率が「??」で、
MLBとMLB選手会だけで66%、
日本はわずか13%なのだという。
つまり、日本企業がどんなにたくさんスポンサー料を払っても、
日本チームには行かず、MLBに持っていかれる、
逆にいうと、MLBは自国のチームが途中で負けちゃっても、
収支としては「うはうは」という訳。

3年に1度のWBC開催による収益は、
前回大会で約15億円(今回はそれを上回ったと予想される)、
その半分以上がジャパンマネーだそうだ。
ちなみに、優勝したことによる賞金は3億円とのこと。

日本のプロ野球選手がMLB入りできたり、
ゴルフの石川遼選手が、早々とマスターズに招待されるのも、
もちろん将来性を買われて、ということもあるけど、
主催者側は、ジャパンマネーを当て込んでいるという話もある。

なんとなく「やられた」感があるけど、
MLBにしろ、プロゴルフにしろ、連日ニュースになって盛り上がっているのも事実だし、
たぶん、スポンサーは元が取れているんだろうなぁ。

それにしても、日本人は、
自分達の税金から出るODA(Official Development Assistance政府開発援助)の使い方にも無関心だし、
経済活動にシビアでないことは確かだなぁ。

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「暴走する国家 恐慌化する世界」副島隆彦・佐藤優(完)

とにかく、「どよーんdown」とした気分になってしまった。

著者のひとりである佐藤優氏は、
鈴木宗男氏と共に失脚した「起訴休職外務事務官」だが、
その逮捕劇は、親米官僚が仕組んだ罠だったそうだ。
どういうことかというと、
北海道から出た鈴木宗男代議士は当時、
北方領土の返還を求めてロシアと交渉し、
あと一歩のところで歴史的に前進しようとしていた。
その刹那に、
ロシアと日本を仲良くさせまいとするアメリカびいきの一部の人たちによって、
あっという間に政治の世界から抹殺されたというのだ。

政治の世界では、いちいちの出来事に、
裏の裏の、そのまた裏があるらしい。

副島・佐藤両氏は、「羊のお面をかぶった狼」をたくさん見てきたので、
「本当のことしか信じない!」といって本当のことを探り出そうと、
宗教の歴史から、中東の微妙な力分布、有力一族の家系もろもろに関して、
あらゆる観点から検証している。

私のシロート考えなのだが、でも、そうやってほじくりだしたものが、
「本当に本当のこと」なのかどうか、
今日という日も歴史の途上である以上、
どうやって判断するのだろう?

「各国の力関係は、それぞれの国が持つ資源によって決まる」
(例えば、天然ガスの供給をロシアに頼っているヨーロッパ諸国は、
元栓を閉められることを恐れて、ロシアにモノ申せない)とか、
「世界経済は、ごく限られた一族が動かしている」とか、
ここに書かれたことが本当なら、
我々(善良な?)一市民が、
「悪い奴らに搾取されないぞ!」とこぶしを握り締めても、
あほらしいだけなのである。

わずかに、我々一般市民に役立ちそうな指南といったら、
「国家に頼るな」だった。

挙句の果てに、佐藤優氏は「古代ギリシャの昔に戻れ」という。

古代ギリシャ・アクロポリスでは、年に1回、「陶片追放」といって、
力を持ちすぎたと感じる人の名前を書いて市民が広く投票し、
票が多く集まってしまった人を、
向こう10年間、街から追放する、ということをやっていた。
決して悪人と断定するのではなく、ただ追放するのである。
「力を持ち過ぎると人は悪いほうへ傾く」ということを織り込んだ、
すぐれた制度なのだ。

しかし、陶片追放が今の世の中にも有効だとしたら、
うすうす感づいてはいたけど、
やはり、ソクラテスのあたりから、
人類はぜんぜん進歩していないのだなぁ……。

結局、世の中は泥の海、ということだろうか。
でも、どんな泥の海であろうと、あっぷあっぷ泳ぎ渡っていくしかないのだ。

いろいろ考えさせられるという点ではよかった。

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「暴走する国家 恐慌化する世界」副島隆彦・佐藤優(1)

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著者のひとりである評論家・大学教授・国家戦略研究所主宰の副島氏は、
昨年秋の金融危機を「預言」していたそうである。

オバマ大統領が就任後、すでに何度も発表しているように、
アメリカ政府は、銀行とか自動車関連などの民間企業救済のために、
ジャブジャブ公的資金を注ぎ込んでいる。

ないところから救済金を支給するというのは、
新しく紙幣を刷ることなので、
本当かどうか知らないが、
このままいくと、市場に余分なお金があふれ、
ある日、2階の床がズドーンと落ちるように、
米ドルの価値が1ドル60円くらいにまで暴落して紙くず同然になり、
ドルは基軸通貨からも追放されるそうだ。
だから、あくまでもアメリカ追随しようとする国(日本とか)は、
非常にアブナイそうだ、

本当かどうか知らないが、
今、世界では「アメリカ外し」の同盟ができつつあるそうだ。
その主導者は、独仏+BRICsらしい。
好むと好まざるとに関わらず、
これまで1世紀以上に渡って主導権を握られてきた独仏が、
勢いのあるBRICsを巻き込んでアメリカを外そうとすることは、
ありそうなことではある。

また、本当かどうか知らないが、
これからの経済の中心はやはり、アジア(特に中国)だそうだ。
人口からして、世界の3分の2をアジア(中国とインド)が占めているので、
「成長シロ」からいってもそれしかあり得ない。

「世界経済のほとんどは、ロックフェラー一族が動かしている」とか、
「英国でいえば、それはロスチャイルド一族である」とか、
「ええ?ほんとう?」という内容が多く、かなりドロドロしているし、
にわかには信じがたいけど、
それは私みたいな一般人はただ知らないだけなのであって、
これが現実なのかも知れない。

もうすこし、ドロドロの世界にはまる。

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財務研修(2月)

日本の景気は本当に悪いのか、という話になった。

最近の新聞の調査によると、
世界で「これから景気がよくなる」と答えた人々の割合は、
日本が最も低くてわずか2%。

反対に、楽天的であったのは、
楽天的な順に、
一位がインド人でおよそ40パーセント、
以下、ブラジル人、中国人…と続いたそうだ。

先月、主だった会社の今期の業績予想が発表され、
「赤字***億円」という文字が躍ったわけだが、
講師である経理課長は専門的な立場から見て、
「営業損益だけ見ても仕方がない」という。

マスコミは、各社の発表の中から、
ウソではないにしても、
インパクトのありそうな数字だけを引っ張り出している感がある。
例えば今期の赤字が100万円だが、内部留保も100万円しかない会社Aと、
今期の赤字が1000万円あるが、
内部留保が100億円もある会社Bとを、
赤字の額だけ比べても仕方がない。

一部では、これまで数字の中に含んでいた在庫分が、
各社の在庫調整によって減り、
実態見合い(実際に使用している額)になっただけ、
つまり、人でいえば、
体脂肪を落として無駄のない体型にし、
基礎代謝分のみの栄養で活動できるようになっただけではないか、
といわれている。

余計な不安をあおって一般人の消費を抑制し、
それが負のスパイラルを生んでいるとしたら、
マスコミの大罪だと思う。

それにしても、社内で誰にでも開かれたこの研修を受ける人が少ないのは、
もったいないことだった。
自分で学校に通ったり、通信教育でも受ければ、
軽く5~6万円はかかる専門家の講義を、
オススメのテキストをタダでもらい、
お給料をもらいながらの時間帯に受けられるのに、
もったいないことだ。
「お得」ってそういうことじゃないのかなぁ…。

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介護職の現実

同僚の母上がケアマネージャーをなさっている。

ケアマネというのは介護ヘルパー3級の上の、
介護ヘルパー2級の上の、
介護福祉士のそのまた上の資格なのだ。

それらの資格をステップアップしていくのに、
いちいち年単位の経験が要るんだそうだ。
介護福祉士になるのに、ヘルパー2級何年、
ケアマネになるのに、介護福祉士何年…。

ヘルパーさんはご飯を作り、
それを食べる介助をし、
排泄の面倒をみないといけない。

作るご飯もなんでもいいというのではなくて、
依頼者が食べたいというものを、
材料を買うところから始めるのだ。
自分が作れるメニューだけ並べて、
「この中から選んでください」っていうのはNGなのだ。

体がきかないからといって従順な老人ばかりではなくて、
理性が衰えている分、わざとひっかいたり、
噛みついたり、金切り声をあげたりする人もいる。

それをなだめたり、すかしたり、
どんと構えたりして、限られた時間内に仕事をこなす。
依頼者家族の厳しい視線を感じながら、それらをやってのける。

チョー・専門職なのである。

一部で「失業者が増えても介護職には応募がない」と、
いわれているようだけど、
「応募しない」というよりは「そう簡単にできない」のが正しい。
失業に関係なく、専門学校を出て、
研修にやってくる若者はいても、
「ムリです」といってほとんどが辞めていく。

チョー・専門職だからである。

もちろん、頼りにされ感謝されて大きなやりがいを感じることはあるが、
深い人類愛に裏打ちされたハイテクが必要なのである。

それなのに介護報酬が今みたいに低く抑えられているのは、
人の弱みにつけこむ悪徳業者がはびこることを懸念して、
わざと儲からない仕組みしているらしい。

国の言い分はわかっている。
たぶん、「行政に頼るな、昔通り、家族で解決しろ」ってことなんだ。

でも、そうできない場合もあるじゃん。
今のままじゃあ、
介護する方もされる方も、あんまりだよ。

是非見直していただきたい。

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野生にもどる

得意先の大企業が軒並み、生産調整に追い込まれている。

「××会社の××工場、1月から無期限で水・金休みなんだよ」

というと夫が、じっくり考えてから、「それ、土日とは別に?」と聞いた。

そうそう、そりゃそうじゃん、週休4日ってわけ。

その会社では、出なければいけない部署の人と、
無理やり休まされる人たちとの間でお給料に差が出るから、
ケンカになっているらしい。

せちがらいのである。

どうしても不思議なのは、ここ10~15年のうちに、
大小を問わずたいていの製造業が海外進出したことを、
なぜ誰も問わないのだろう。

「国際競争力をつけるため」っていうけど、
そんなことしたら、いつか国内の仕事がなくなっちゃって、
今みたいに、こんな風になることは目に見えていたのに。

そのうえ、生産コストを下げるため移転といいながら、
ローカル(現地)の人々の抗議にあって賃金を上げざるを得なくなり、
「人が長続きしない」という扱いにくさを差し引いたら、
もうよそで作るメリットが、大してないというではないか。

どこよりもでかくなろう、
より儲けようとする巨大企業が目指すもの、
その行き着く先ってなんなのだろう。

もちろん、国に庇護されずとも世界で活躍できる人材であれば、
なにも怖いことはないのだろうけど。

…そうか、やっぱりそっちか!

弱肉強食なんだね。
国や政治に救いを求めたら、
エリートのみなさんからはせせら笑われますわね。

かくして資本主義社会は、野生に戻るのか?

でもさ、でも、政治っていうのは、
一つまみのエリートでもなく、
一握りの犯罪者でもなく、
社会のほとんどを占める「善良な市民」のためのものだよね!?

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まずは一生活者として

著名な哲学者と同じくらい、お偉い大臣と同じくらい、
普通のおばちゃんは立派である。

普通のおばちゃんは、ご亭主の限られた稼ぎをやりくりして、
銀行からお金を下ろし、パートに出ながらできるだけお得情報を集め、
ポイントをせっせと貯め、
いうことを聞かない子供達をどやしつけながら、
商店街で店主と渡りあい、将来を見据えてちょっとずつ貯金をする。

おばちゃんでなくとも、
既婚、未婚、男女を問わず、いわゆる「生活者」はみんなそうである。

遅ればせながら、橋下徹氏の「まっとう勝負!」を読んだ。
「行列…」に出ていたころは、紳助の格好の餌食だったけど、
今や、大阪府知事さまである。

前から「ああいえばこういう人だ」とは思っていたが、
知事になってから、そのしぶとさに拍車がかかった。
その「ああいえばこういうセンス」はやはり、
弁護士時代に磨いたものだったらしい。

「万人は~であるからして~するべからず」

江戸時代のたて看板みたいに四角四面に書いてある法律は、
決まり通りで余白のないものと誤解していたけれど、
この本を読む限り、そうではないらしい。
条文を曲解してぐりぐり強引に持論を押し通しても、
それで検察を打ち負かし、裁判官を納得させ、被告を弁護できればよろしい。

「被告を弁護」といいながら、どっちかというと被害者寄りである。
「凶悪犯に絞首刑など生ぬるい」と叫ぶし、
法は被害者から「復讐権」を取り上げ、成り代わって成敗するものなのに、
死刑執行にゴーサイン出さない法務大臣は辞めやがれ!とうなる。

橋下氏は身入りの少ない少年犯罪やら、
後ろ盾のあまりない小さい会社の社長さんなどを依頼人としていたから、
庶民の目線という点では抜群なのだ。

読んでいて、「そうだ!そうだ!」とこぶしを上げる場面あり、
反対に、
”そうだったのか~、私もマスコミに踊らされてたなんだな”と反省する部分あり。

発言は、麻生さんと同じくらい危なっかしいけど、
彼は地方で政治家としての腕を磨いて、いつか国政に打って出ればいいと思う。

一生活者の目線で。

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もういい加減に…

世界中の人々を「ムンクの叫び状態」に陥れたサブプライムローン問題が、
識者のいう通り、
「いつか破綻することは目に見えていた」
「そもそもの始めっから、不良商品の売買だった」としたら、
今回の出来事は明らかに人災じゃないのかい?
ただ、関わった人があまりにも多くてやり口も巧妙、長い時間がかかったために、
責任の所在がうやむやになり、
規模もでかいので、罰することができないだけだ。

船底を泥で作ったのはアメリカだけど、その船を選んで乗ってしまったのは各国。

乗員乗客全員が、水浸しになってしまったことはイマサラ、
キーキー言っても仕方ないけど、
今回の金融危機の不気味さは、単に景気のことだけではなくて、
「もはやアメリカは世界のリーダーではないのだ」ということを、
人々に鮮明に植え付けたことにあると思う。

オバマさんの当選で、ちょっとはヒーロー伝説復活のようにも見えるけど、
アメリカは当面、自国のことで手一杯、世界の面倒までは見られないだろう。
米国一極支配の時代は終わったのかも知れない。

では、誰が次のリーダーになるのか。

中国か?
ロシアか?
EUか?

軍事力を誇る各国が、次のリーダーの座を虎視眈々と狙っているわけだが、
それがどこの国であれ、前例のないことなので、我々はみんな不安なのである。

それとも、リーダーなしに仲良くやっていける?

とにかく、生活の大部分をパラサイトしてきたパパ(アメリカ)の会社が立ち行かなくなった子(日本)の明日は今のままでは明るくない。

もう、新生・日本になってから、数えで64歳にもなるのだから、
いい加減、自立しなければいけない。

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経営理念の大切さ

少し前、酒造メーカー・サントリーは非上場である、という記事を書いたが、
http://warito-nohtenki.cocolog-nifty.com/blog/2008/11/10-9682.html
スタバの転落理由が「株主の顔色を気にしての店舗拡大し過ぎ」と聞いて、
「やっぱりなぁ」と思った。

マネックスユニバーシティ・内藤忍氏の主張は、「投資先は淡々と選べ」である。
理由は、投資先に思い入れが強すぎると、ついずるずると「損切り」
(=株価が下がり始めたとき、それ以上の損拡大を避けるために、少々の損覚悟で売ること)
をためらってしまうからというもの。

これに対し、経営コンサルタント・小宮一慶氏は「好きな会社に投資しなさい」という。
大切なお金を、思い入れのある会社に託しなさいと。

どちらも真であると思う。

投資家には2種類あるということだ。
「この会社を好きだから買い支える」という人と、
「儲かりそうだから投資する」という人と。

ただ、企業にとっては、資金を提供してくれる株主は大切だが、
それに振り回されて肝心の経営が立ち行かなくなっては、元も子もない。

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自由の国

オバマ政権誕生間近のアメリカ。
8年ぶりに、共和党から民主党に代わるにあたり、スタッフも総入れ替えというわけで、
8千人の枠に30万件の応募があったそうだ。

30万件といったらすごいではないか。
それが、一般市民なら、なおすごい。
テロリストが含まれているかも知れないのにひとりひとり身元を洗うのだろうか。

日本では考えられない。
首相周りのスタッフなんて、どうやって選ばれているか誰か知ってる?

やっぱ、そういうところが自由の国、アメリカなのかなぁ。

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値段は「決まる」

値段というのは、需要と供給の力関係で決まる。

もちろん、それが物品であれば、材料のような原価に人件費を含む製造コスト、
利益などを上乗せして売る側が、「最初の値段を決める」わけだけど、
市場に出た途端、競争にさらされ、
例えば100円で売り出したものも、残念ながら100円の価値がないと判断され、
ちっとも買い手がつかなければ値を下げざるを得ない。
逆に200円出してでも欲しいという人が大勢いれば、がっぽり利益を得ることができる。
こうして、「値段を決める」のではなく、「値段が(自然に)決まる」のである。
それが資本主義市場の原理なのである。

…という、イラストだらけの超初心者向けの本を電車の中で座って読んでいたら、
立っていた人が上から一緒に読んでいたらしく、降りる時、「すみません、それ、なんていう本ですかっ」と勢い込んで聞かれたことがあった。

「単価1000円で買った株の値が下がって700円になり、仕方なく売ったとき、差額の300円はどこへ行くのか?」と複数の人に聞かれて答えられなかった。

昨日、銀行マンの友達とメールする機会があったので尋ねたところ、

「損したお金がどこに行くか、とかそういうことじゃなくて、1000円で買った人が、その次の人に700円で売るってだけ」

という返答。

うーん、わかったような、わからないような。

結局、株には原材料費はかかっていないので、それこそ需要と供給曲線次第ということか。
その曲線が、以前は1000円のところで交わっていたのが、今は700円で交わっており、将来1200円になる可能性もなくはないが、300円になる可能性もある。
つまり、「現在の評価額いくら」といいながら、やっぱり、売買契約をした時点で、全部払ったと考えた方がわかりやすい。
売るときいくらになっているかは、金融や世界情勢の勉強と、時の運。

これまでに集めた金融に関する金言の数々は下記の通り。

■「お金は、知識のない人から、ある人へと流れる」
堅実な投資は「いかに儲けるか」ではなく、「いかに損をしないか」である。ただし、さほどのリスクも取らずに平均4%~5%で殖やせる資金を、知識がないために、わざわざ0.3%の商品に預けておくことは“損をしている”ことと同義である。

■「真実は小声で語られる」
投資の世界に“絶対”などというものはない。もしあるとしたら、プロが誰にも口外せずに黙って実行している。おいしいだけの儲け話は存在しないのだ。「わずかな経験と資金で大富豪に!」といったたぐいの本にはだまされないこと。真実は小声で語られる。高笑いした一握りの人の陰には、その数十倍、数百倍の損に泣いた人たちが必ず存在する。たいした知識もなく、大きく打って出ることはギャンブルと変わりない。

■「愚者は経験からのみ学び、賢者は歴史から学ぶ」
すべての法則を自分ひとりで見つけようとしないこと。ひとりの人間が経験できることは知れている。すでにみんなが了解していることを、わざわざ体当たりで学ぼうとすれば、泥をかぶるばかりか、七転八倒しているうちに人生そのものを棒に振りかねない。金融もしかり。先人の言葉には従おう。

■「ウサギはカメに追いつけない」
“複利”というのは利子が利子を呼ぶしくみである。金融投資は早ければ早いほうが、運用期間は長ければ長いほうがよい。また、資産運用は金持ちだけがすることではない、金持ちは少々の財産を失ってもどうということはないかも知れない、一般人こそが賢くなるべきなのだ。

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べつに驚かない

■ 内閣支持率22%に急落

麻生さんがいよいよ隅っこに追い詰められたそうだ。

でも、別におどろかない。

失言で、あっという間に姿を消すと思っていたので、まだ持っているほうだと思う。
だいたい、4度目の正直で総理になったっていうのに、
目玉政策がひとつもないってど~いうこと?
4回も立候補しているうちに、「自分がなったらこうしてやる」っていうプランが、
トイレットペーパ1巻き分くらいあってしかるべきだと思うんだけど。

■ GM、会長にゴーン氏招聘か?

ゴーンさんはすごい人だからね。経営手腕だけじゃなく、人としても。
でも、日産はどうなるんだろ?
そして、愛読している連載「ゴーン道場」も?(笑)
世界経済のためなら仕方ないかな?

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お国の相場

夫は新しいことをはじめるとき、石橋を“たたいて”どころか、 “バズーカ砲で撃ってみてから”渡ろうとする人である(橋、なくなってるし)

一方、私はどちらかというとたたいてみずに渡ってしまう・・・こともある。 それで見事に落下しても、げらげら笑っているクチである。

しかし今春、どっかの国債を買おうとしたときは、償還が数年先ということもあってさすがに躊躇した(いや、ただ単に、簡単には買えなかっただけか)

「ロシア経済はうはうはだね~。私もルーブル債買おうかなぁと思ってます」 と、モスクワ在住の友人にメールしたのが確か春先。
ほどなく南オセチア紛争が起こり、ぐっちーさんに、「彼らロシア人はまだ、資本主義をわかっちゃいない。資金繰りに困ったからといってブルドーザーの代金を毛ガニで支払おうとする人たちですよ」と教わったりして、「ルーブル債、やめといてよかったぁ」と胸なでおろしたのが夏。

中国、インドは最初っから「国情的にヤバそうだから」手を出さずにいたが、誰でもわかるその程度には鼻が利いたということか。

あとはブラジルなんだけど、今回のアメリカ発金融危機で、ブラジルがどうしているのか、確か今年移住100周年のはずなのに、話題も流れてこない。
夏ごろよく売りに出されていたのが利率15パーセント(高い!)の「トルコ・リラ立て国債」。
でも、しょっちゅう売れ残っていたなぁ(笑)

結局、利率がすごく高くもなく、低すぎもしないオーストラリアやニュージーが、やはり買い? 「お地味こそ安全」は株だけではなく、お国の相場にも当てはまるのだ。

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栄枯盛衰

スターバックスの缶コーヒーが、12月9日から関西のコンビニで買えるそうだ。
値段は1本170円で「ダブルショットエスプレッソコンパーナ」と「エスプレッソドッピオ」の2種類。

夏ごろ、ぐっちーさんに予告されていたとはいえ、今回のスタバの決算発表「96%減益」(店舗閉鎖に伴う退職手当等で支出がかさんだため)にはさすがに驚いたけれど、この落日ぶり。まさか缶コーヒーまで発売しちゃうとは!

最初のスタバ体験は、まだ首都圏にしか展開されていない本当に初期、義兄に連れて行ってもらった青山店だった。あのわくわく感がなつかしい。

個人的にはタリーズの方がお気に入りだけど、それにしても、とほほ。

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騒動いろいろ

今年9月、新聞に次のような記事が載っていた。

「インド、国内にテロ土壌 インド国内の宗教信者の割合は、ヒンドゥー教:80.5% イスラム教:13.4%。イスラム教を国教とするパキスタンとのカシミール領土争いに加えて、20代の大卒割合がヒンドゥー:18.6% イスラム:4.5%であることからもわかるように、国の中枢をヒンドゥー教が握っていることから、常にムスリムの不満がくすぶり、毎年1200人近くがテロの犠牲になっている」

これを書いた記者は、今回の事件を「来るものが来た」と思っているだろうか。

BRICs(ブラジル・ロシア・中国・インド)の一員として、せっかく経済的に目覚しい発展をしているのに、一方でこのような爆弾を抱えていることは本当に哀しいことだ。

治まる気配のないタイの騒動も心配。 国際便、国内便とも全線ストップというのは記憶にない。
こんなことになったら、国として大打撃であろうに。 一刻も早く解決するといいんだけど。

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本当だった!”どん兵衛”東西対決

カップラーメンのどん兵衛は、西と東でだしが違うと新聞で読んだので、本当かどうか、わざわざ姉に宅配便で送ってもらった。

さっそくスーパーに出かけていそいそとレジに並び、帰って見比べてみたが、外見は一向に違わない。
「なぁんだぁ、まったく同じじゃん!」
「製造工場も同じだねぇ」
「“緑のたぬき”かなんか、銘柄の記憶違いだったのかなぁ…」

がっくりしつつも、とりあえず同時に食べてみることに。

すると……。

あれっ? だしの袋の色が違うのである。西日本がピンク、東日本は緑。

“もしかして……”

サーッと乾麺の上にあけると、「あっ、違うよこれ!」「わー」

なんか、粉の段階で、東日本の方が明らかに濃いのである。
「本当だったんだぁ~!」

予想通り、東日本の方が色が濃く、西日本は薄口だが塩からい。
よーく見ると、めくって捨てる紙フタに、西のには(W)東のには(E)と書いてあった。 West、Eastの区別だろう。

どん兵衛東西対決は確かに存在した。 Donnbee_2

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強気だねぇ・・・

今日のびっくりニュースのひとつは、パナソニック(株価コード6752)が、来春子会社化を予定している三洋電機(6764)のTOB価格を相場より安く設定するらしい、ということだ。

TOB(公開買い付け)というと普通は、その会社(今回は三洋電機)の株を買い占めて発言権を増したい側(パナソニック)が、大半の株を間違いなく手に入れるために、価格を相場よりちょっと高い目に設定するものだ。そうでないと、売るほうも得にならない。

なのに、今回は相場の160円より大幅に安い120円に設定するという。 パナソニックは、現在の三洋の相場が割高であると判断したらしい。

三洋の株主はどうするのだろう、120円でもいいから今のうちに買ってもらおうと思うだろうか。

とにかく、かつては兄弟会社なのにこのありさま。

弱肉強食の世の中なのだ。 うーん、ちょっとブルー。

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ヒートテック狂騒曲

ヒートテックインナーを買いに、遅ればせながらユニクロに行ったら、いつもと客層が違っていた。
明らかに年配のご婦人が多いのである。

なかでも紳士アンダーウエアのコーナーは、押すな押すなの人だかり。
息子に買うのだろうか「ちょっとすいません」と若い店員をつかまえて、「丈はどう?」と、店員が実際に着ているインナーを見ようと、シャツをめくらせたりしている。

そのヒートテックがついに世界展開を始めるという。

■ヒートテックのグローバルキャンペーンについて  「ヒートテック」の高い機能性と品質を、日本のみならず世界中のお客様に実感していただくために、ニューヨーク、ロンドン、パリ、北京、ソウルの5都市 の街角で、ユニクロ初のギフティングイベント『Warmth Giveaway by HEAT TECH』を実施いたします。イベントの予定は下記の通りです。
・ 11/18(火)  NY     タイムズスクエア
・ 11/20(木)  ロンドン  311オックスフォードストリート店
・ 11/23(日)  北京    西単大悦城ショッピングモール
・ 11/27(木)  パリ    パリ市内
・ 11/28(金)  ソウル   COEXミレニアムスクエア  
各都市の街角に、「ヒートテック 巨大自動販売機」を設置。商品ボタンを押すと、ヒートテックの上下セットが入っているヒートテックギフティングキットがもらえます。また、商品ボタンを押す度に、巨大自動販売機の中にいるダンサーがオリジナルのダンスを披露します。  巨大自動販売機の近くには、銀色の全身スーツを着たヒートテックマンが待機しており、街ゆく人をサーモグラフィカメラで映し出しながら、体の冷えている人を探し出し、ヒートテックをお薦めします。各都市で4000個ずつのギフティングキットを配布する大イベントです。

ワイシャツの下に着たいオーソドックスな半袖白は、UネックもVネックも完売だった。

ランズエンドもエディバウアーも、グンゼもアツギも真っ青だろう。
レジには長蛇の列、店内に不況は感じられなかった。

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うまい話はありません

エステティシャンが自宅にきて、一流の化粧品でエステしてくれるらしい。

「ほんとかなぁ〜?わざわざ自宅に来て?それもこんな値段で?」 と、CMを見ながら思っていたら、飲み会で隣に座った人の奥さんが、ちょうどその仕事を始めたという。

お子さんがまだ小さいので、昼間の空いた時間にだけ、人さまの優雅をお手伝い。

うーん、なかなかおいしいんじゃない? と、思っていたら、どっこい条件が劣悪だとか。

会社が指定する講習を受け、認定されて派遣されたものの、見知らぬお宅に出向いて決まり通りの施術をこなしても、報酬はたったの1000円。交通費すらも出ないらしい。
あはぁ、なるほどねぇ。 結局は、「このお高い化粧品を売り込んでくださいよ」ってことなのだ。

売りつけに成功すればバックマージンはあるけれど、注文が取れない限り、ほとんどずーっとタダ働き。何回か施術してもらった人が、気の毒に思って申し込むのを期待するくらいしか、抜け出す方法はないらしい。

「好きな時間に綺麗な仕事ができる」という触れ込みで働くことにした人にも、「そんなに安いなら、ちょっとやってみようかな〜」と、軽い気持ちでエステを申し込んだお客にも、その先には、化粧品会社に搾取される真っ黒な深い穴がぽっかり口を開けて待っているということ。

うまい話はありません。

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あわてることなかれ

今年7月、NY原油価格が147ドルをつけ、ガソリン価格もあれよあれよという間に高騰して、リッター200円突破かと世間があたふたしていた頃、イカ釣り漁船が漁に出られないと聞いて、イカはもう食べられないのだと思っていた。

イカそうめんはもちろん、屋台のイカ姿焼き、お好み焼きに「イカ玉」というメニューはなくなり、シーフードピザからも網の目に切り込みを入れた白い姿が消えて、

「昔、イカっていう食べ物があってね…」

後世の人にイカについてどう説明するか、いろいろ考えたものだ。

週末、ガソリンスタンドのそばを通ったら、レギュラー127円になっていた。

1970年代のオイルショックのとき、母は、「そんなはずはない」と見切って、トイレットペーパの買い込みに並ばなかったそうだ。 今思えば、当時よわい三十そこそこにして、その肝の据わりようは、わが母ながらあっぱれ。

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ひとごとじゃない

共和党のマケイン氏が大統領になっていたら、落ち込んだアメリカ経済の立て直し方法はいちいち聞かなくてもただひとつ、

「どこかの国に因縁をつけ、戦争をおっぱじめて、軍需産業を牽引役に経済を回す」

ということだったそうだ。

でも、結局というか、予想通りというか、その辺のところが未知数の民主党オバマ氏が座を射止めたことで、どうなるのか識者にも読めないらしい。

「CHENGE」って何をどう変えるのか。

ものすごく大変そうだけど、ともかくがんばって欲しい。反対勢力に負けず、頭のおかしい奴らに撃たれることなく、真の大国として君臨して欲しい。今朝、爪を切ったばかりの手でバラク・オバマに拍手を送る。

それにしても、あの国民上げての政治的お祭り騒ぎにはあこがれる。

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財務研修(10月)

■    会社の種類

会社には、株の売り買いが自由にできる「株式会社」と、出資者の地位を自由には譲渡できない「持分会社」(=昔の有限会社など。現在は有限会社とは呼ばず、合同会社と呼ぶ)があり、「株式会社」はさらに、株式の譲渡制限のない「公開会社」と譲渡制限がある「非公開会社」に分かれている。

大会社か中小会社かの分かれ目は、「資本金5億円または負債200億円以上」か、それ未満ということだ。

有名どころはみな、株式上場企業かと思いきや、サントリーはそうではない。

非上場の理由として「酒の醸造には時間がかかり、短期的な利益を要求される株式公開に馴染まない」、「株主に商品の味を左右されたくないから」または「直接的な利益に結びつかない文化事業のリストラを要求されるため」と言われている。
(ウィキペディア)

つまり、「株主の顔色を伺わずに商品の味を追及したい」、「例え経営不振のときにでも、文化事業(サントリーホールとか)から手を引く気はない」ということらしい。

かっこいいのである。

■    会社が目指すもの

すぐれた会社は次の3つのものを目指す

1.「成長性」
「国際競争力」「世界の同業他社の中で優位を保つ」「成長指標を大切にする」「社会のニーズに応えて技術革新を進める」

2.「利益性」

3.「安全性」

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